褪せない空眺めた
果てしない黄昏を

見えない意味探した
足り得ない欲望を

誰もがそう　知りたくて　満ちたくて
独りよがりすら　押し付けて　嘆きながら

逃げない犬笑った
限りない憐憫を

聞けない意義忘れた
成し得ない幻想を

誰かがそう　棄てたくて　消したくて
他人のせいだと　押し付けて　わめきながら

引きずって歩いて　躓いて転んで
走り続けたのに　たどり着けず

誰だって嫌いだ　君だって嫌った
ボクだって嫌だよ　分からないさ

君が見たい世界と
ボクの見た現実と

知らない目が見つめる
忘れたい真実を

誰でもそう　切りたくて　絶ちたくて
精いっぱいだと　押し付けて　叫びながら

がむしゃらにもがいて　すりむいてよろけて
寄り添っていたのに　振り払われ

皆して詰って　君も見限ったね
離れたくないのに　すり抜けてく

引きずって歩いて　躓いて転んで
走り続けたのに　たどり着けず

誰だって嫌いだ　君だって嫌った
ボクだって嫌だよ　知りたくない