空色_inst

ゆーだい

「空色」

「こんなはずじゃなかったな」と
ぼやきながら遠くの夜空を見上げる
怖いものなどなかった　
幼い頃の夢や希望は風に消え

いつの間にかさらわれてしまったけど　　

どこまでも　飛べたら
どこへでも　いきたい
たとえ全てを失くしたとしても
過去さえも今なら超えていける
あの日の景色以上に

「そんなわけはないよな」
唾吐きながら、壁を蹴ってはよろける
あんな輝いていたあの日の君に
戻りたい？戻れない？　今を叫ぶ

いつも何か怯えるようになっていた　

どこだって　飛び立つ
いつだって　いかせて
その答えなら足元にあるから
胸を張って感じたあの光は
きっとまたここに射すよ

「泣いてばかりのあんたの何が変わるの」
笑いたい奴らは笑わせておけばいいさ　

どこまでも　飛べたら
どこへでも　いきたい
何もかも失くしたとしても
過去さえも今なら超えていける
あの日の景色以上に

どこだって　飛び立つ
いつだって　いかせて
その答えなら足元にあるから
胸を張って感じたあの光は
きっとまたここに射すよ

いつか見た景色のように

あの空の虹を超えて