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揺らいだ瞳の奥 滲んだ明日の夢
小さな花を摘んで 君にもらった指輪
いつか誰かに教えられた言葉が
僕らを変えてしまうときがくる
叫んでも 届かない 灯は消えゆく
繋いだはずだった 冷たい右手
霞んでも 壊せない 絆が解けてく
強い風が唸って 雪に遮られてく
重ねた幼い声 刻んだあの足跡
小さな嘘をついて 君が笑った記憶
いつか僕らが当たり前だと信じていた日々に
終わりがくるのなら
水のように
星のように
この世界のように 廻りめぐる
色褪せた古い写真を破り捨てるように呆気ないやり方なら
欲しくない
忘れてく 約束も 指切りの仕方も
錆びついた歯車 硝子の向こう
失くしてく ひとつずつ 零れ落ちてしまう
掬い上げるには多すぎて 戻らない
叫んでも 届かない 灯は消えゆく
繋いだはずだった 愛しい右手
風が鳴く 一筋の 絆が解けてく
震える体も声も全部 雪に隠して
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