散々泣いて帰っても
明日の天気は雨の矢だ
それなら騒がしい夜にしよう
すべて吹き飛ばしてしまおう
そんなくだらないことで
一晩中泣いて笑った
幸福とはこのことだった
幸福ってこのことだった
グラスが乾くころ
暮らしが変わると知っている
僕らくだらない夜を
死に物狂いで探してる
答えは声の中にあると
気づかないふりをする
少年の頃ならば
簡単にできたことでさえ
今は必死に掻き集める日々だ
時計はもう壊しておいた
永遠に夜が続くように
悔しいけど朝焼けの色は
綺麗で頭から離れない
しかめっつらで苦しそうに
往く大人を見て育って
僕ら何を思えばいいか
何を信じて生きればいいか
孤独を愛すのはやめだ
独りが集まった「僕ら」なんだから
僕ら救えない日々を
集めた炎で照らしてる
明かりは夜の中にあると
賢いやつらには分からない
そうさ、教えてあげるよ
荷物はそこに置いて来なよ
「一緒に行こうぜ」
叶えられなかった夢も
ここで話したら ハッピーエンドになった
生まれてから死ぬまでの話で笑い合おう
僕ら終わらない夜を
これからもきっと探してる
答えがないことも知っても
永遠に続けと祈るほどの
この夜を愛しく抱きしめる
誰かがまた涙を流したその時に
くだらない話をしよう
救えない日々を救おう
くだらない僕らのため
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