初めての
恋が始まる時
隠された
君の核(CORE)に触れた
75gの未熟な愛の重さ
剥ぎ取られた蓋に
薄く残した

偶然に開始された
理由なき感情　
封が切られた時
愛の萌しを知る既に
同じく始められた
未来へのCOUNT DOWN
限られた愛を数えて
一つ残らず
甘く満たされた
胸に宿した
君を見つけ出して
コアCORE

掌に感じる
三つ並びのリグレット
ガラス越し聞こえる
懐かしい声
突然に幕を開けた
不可能性の劇
唇が覚えてる
名残は甘酸くて不意に
呼び止められた声に
振り向く君に
大人の私が叫んだ
「行かないで」と
甘く跳ね返す
白に隠れた
君を離さないで
コアCORE　
甘く飾られた
白の彼方に
私を連れ去って
コアCORE