白いカーテンの隙間から
流れ込む眩しい陽射し
いつからこうしてるのだろう
記憶さえ曖昧なまま
夢の中の出来事だと言うのならば
この腕で眠るあなたを
どんなふうに理解すればいい?
白い夢をただ見続けていた
それはどこまでも優しく美しく
淡く脆い微睡みと追憶
許してくれるの?あなたに囁いた
時計が刻む音だけが響いてるね
まるで世界にふたりきり
置き去りにされているみたいね
揺れる光二人を照らすけど
空が高すぎて吸い込まれそうだね
融けてゆける無音の空間に
緩やかな亀裂 静かに裂けてゆく
ここで永久にあなたを抱きしめて
どんな愛よりも確かなものでしょう
いつか消える二人の肉体も
許してくれるの あなたに口づけた
翳す掌が透き通る
さよならの時間が来たね
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