新緑
見上げたら白い月
夜が更け闇に溶け
朝が来る その時を焦がれ熟せ
風が吹く耳鳴りに
身を震え耐える芽
新緑のウタを
枯れたはずの命
陽の光 再生の時かな
木々に揺れるメロディ
静寂を切り裂いて萌える
大地を押し上げ我が芽を息吹かせる時
見上げたら青き空
夜が明け光り差す
朝が来た 鳥は鳴き 命ウタう
羽ばたかせ空を翔け
命が踊る音
新緑のウタを
命が萌えてる春風吹き荒れてさぁ
花 咲かす 生 終える とける まで
生きることを 迷うわけにはいかない
夜が明け営む街
そばにある幸せ
新緑が咲き乱れ包み込むから
歩むこと 迷う時
振り返る自由を
神縁が奏でている
新緑のウタを
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