雨が視界を埋め尽くす
一人ぼっち、屋根の下
今、見上げたこの空が
静寂を継続させる

君が失くした忘れ物
まだ右手に残る
冷えていくぬくもりの中
役に立たない大きな傘

二人揃って、歩いた小道
笑いあった土砂降りの中
どれもが懐かしくなるような
思い出達が反芻する

重なる手が消えていく
書き綴った相合傘
曇った窓の隅っこに
小さくその名前を書いた

1:36~
私が落とした水たまり
頬から滴(した)るしずく
水面に映る私一人
揺れては消える繰り返し

一人で駆ける 傘もささず
何かから逃げるように走る
未だに夢ならば醒めてと
心の声は騒音(ノイズ)の中


息を刻む時計の針
窓へと泳ぐ淡い視線
消えていった相合傘
眼を伏せて見ないことにした


間奏ピアノ


軒下、雨が止むのを待つ
右手に持った大きな傘
一人では支えられなくて
そっと両手を添えてみる

重なる手が消えていく
書き綴った相合傘
喧騒の中、過ぎていく
降りしきる涙の中 ah ah ah

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【応募用】rain dial

応募用です。

閲覧数:221

投稿日:2011/02/17 20:52:28

文字数:434文字

カテゴリ:歌詞

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