世界の終末を量るために生まれてくるわけじゃない。

ただ単に己の終末を知るために生まれてくるんだ。

死を持って確立する(=変化が無くなる)

自分を積み上げるために生まれてきたんだ。

全てが意のままに動くなんてわけが無くて

配られる手札の如く、反すまでわからない。

きっとこんなことを憂いて居たら

明日の自分を生かすために死んでいく細胞の行き着く先を

見つけることが出来なくなってしまう それはそれはちっぽけだろうが

見えないものを見た気になる気は無い 世界は此処にある。

恵まれていることだろう、手札がたくさんあることに。

演舞していたいと思って此処に留まることに。

これ否定している時間にも、自分は降り積もっていくんだ。

否定すら出来ぬ間に、欲望が流れ落ちてくる。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ハノイの塔を解くために生まれて来たのではない

右が左で 左をみぎに

閲覧数:51

投稿日:2010/12/02 22:20:34

文字数:345文字

カテゴリ:その他

クリップボードにコピーしました