海岸沿い、夕の空

こんにちは、Acroと申します。初めて曲が完成しました。
よかったら聴いてください。感想を頂けると嬉しいです。

秋はなほ 夕まぐれこそ ただならね
荻の上風 萩の下露

■歌詞
遠い空の向こう 二人で夢を見てた
伝えたいことは 変わらず胸の中で
掴んだ砂と 拉げた愛の言葉
握り締めて 記憶の道を歩く

「あなただけは本当のわたしを見てた」
「あなただけの本当のわたしの姿」
響く声と 言葉を集めながら
影が伸びて また今日も空が焼ける

海岸沿いを歩いて
夏の思い出 夢のように
遠い空の向こうに
君が浮かんで見えた

海岸沿い、夕の空
夏が終わって 荻の風
広い海の向こうへ
君は沈んでいくんだね

淡い夕まぐれ 一人で空を見てる
伝えたいことは 変わらない詩に乗せて
過ぎ去った日々も 野に咲いた花も
摘み取った夢も 君の声も
詩に乗せて

最後に嘘ひとつ「またね」

海岸沿いを歩いて
夏の思い出 夢のように
遠い空の向こうに
君が浮かんで見えた

海岸沿い、夕の空
君を想って 萩の花
深い海の底へ
僕は沈んでいくんだね

どうか君に届くように（届かないや）
遠い遠い夏の空へ （届くように）
どうか君に届くように（届かないや）
今日も歩く、歩く、歩く、歩く

海岸沿いを歩いて
夏の思い出 夢のように
赤い空の向こうで
君が笑って見えた

海岸沿い、憂の空
さよならないて 萩の露
暗い夜の向こうへ
君のいない道を往く

遠い遠い 夏の空へ
どうか君に届くように
今日も明日も この歌に乗せて
歌う、歌う、歌う、歌う