駆けたカケタ
君に会うため
逃げたニゲタ
最後だけれど
もう会うことなんてない二人
ずっと僕は遠くへ行ってしまう
すぐに会いに行くから、待っていて
笑ったワラッタ
君に会ったから
泣いたナイタ
もう会えない
もう続ける意味なんてない
思ってた僕に光をくれた
君の事が大好きだった
駆けたカケタ
君に会うため
終ったオワッタ
最期に会えて、
ヨカッタ………
光の射さない闇の中
最期まで照らしてくれたのは
彼女の笑顔だった
もう、会えない
2つの滴、闇を濡らした
「サヨウナラ……」
「マタ、スグニ会イマショウ?」
彼女は最後に小さく笑んだ
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