公園の片隅で踊りだすシロツメクサが葉の雫を弾いた
風が吹きこの街も次第に色を変えてゆく
子どもたちが笑っている

キミがもし気付いたら
私のこの願いは消えるの?

でもすぐに
ぱぱらぱっぱっぱぱらと鳴り響く
むかし聴いたメロディー
いつも誰とどこにいても
緩やかに時を巻き戻してしまう
甦るから

暖かな焔を灯している
荒む夜に跳び込む
いつかどこか二人でさ
この街の行ったことない場所へと
出かけてみたい

世の中は広すぎて
私の靴は小さすぎて
時間だけ過ぎてゆく
それでもまだ
生きてゆける気がする

空を彩る光が降り注ぎつつ閉じていく
路を彷徨う仔猫の耳が震えている

もうすぐさ
遠く近くの星が瞬いて
月とともに照らすよ
過去も今も未来でも
キミを見つめることができるはずさ
想い出すたび

ぱぱらぱっぱっぱぱらと口ずさむ
記憶が残る限り
いつの日にか忘れても
私が消えてしまったあとでも
メロディーは続く

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

エテルニテ

閲覧数:701

投稿日:2020/09/09 08:48:03

文字数:407文字

カテゴリ:歌詞

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