残りもわずか 数滴になってしまった
あと少しでこの「時」は
吸い尽くされてしまうんだ
学年1つ上がって
意味のない記憶を辿って
今また僕は 思い出すんだ
君との 足跡を
クラス替え 当日
君がいて僕は喜んだ
クラス替えの 翌日
君の言葉に僕は驚いた
「私は嫌われ者で いやかもしれないですが
何とかそこを抑えて 仲良くしてはくれませんか?」
自己紹介の 時間に
君はそういって 笑った
僕はそれを聞いて 願った
「嘘だって言ってくれよ」って
それまで僕は 君に
ずうっと遊ばれてきていて
それまで僕は 君を
ずうっと人気者と思ってたんだ
学年1つ 上がって
意味のない記憶を辿って
今また僕は 思い出すんだ
君との 足跡を
新学年 数ヶ月
君はまだ僕で遊んでる
新学年のまだ数ヶ月
君はまだ僕を 遊んでる
嫌でも嫌いでもなんでもないけど
少しだけちょっと恥ずかしかった
そんな僕を 気にせず
君はまだ僕で 遊んでた
僕はそれを見て願った
「ずっと続いてよ」って
それまで僕は 君に
ずうっと構ってもらってて
それまで僕は 君が
いなくなるなんて思わなかった
学年1つ 上がって
意味のない記憶を辿って
今また僕は 思い出すんだ
君との 足跡を
新学期 数日後
君が来て僕は喜んだ
新学期 数ヶ月
君が消えて僕は戸惑った
今まで君に遊ばれていて
僕はそれでも嬉しかった
そんな僕を 気にせず
君はもう僕で 遊ばなかった
僕はそれを見て 願った
「これは夢だって言ってよ」って
それまで僕は 君を
無意識に求めていたんだ
それまで僕は 君が
僕を嫌うなんて思ってなかったんだ
〈間奏:ゆっくり小さく入る〉
学年1つ 上がって
今はない記憶を辿って
今また僕は 思い出すんだ
君との
〈「を」で音量・音程あげる〉
足跡を
oh…
〈壮大に〉
今まで君に遊ばれて
僕はそれが嬉しかった
そんな僕を 気にもせず
君はどこへ 行ってしまうの
僕はそれを見て 願った
「お願いだから 夢だって」って
それでもこれは夢じゃなく
現実のものらしい
〈またゆっくり。ピアノだけ〉
そして君は
今はどこへ
向かってるの
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