金色の波のように稲穂が風に揺れる秋
僕は都の疲れを抱え
故郷で羽を休める

女たちの笑顔と
村祭りの匂いと
子供のころに聞いた
歌があの頃に誘う

この空と
この風と
稲穂の揺れる丘と
いつまでも続く輪廻の中で
さあ歌え
さあ踊れ
遊び疲れるまで
千年も変わらない秋の色

銀色に砕け散った星屑の海の波間に
しばし宴の場所を離れて
二人語らう秋の夜

君の優しい声と
君の髪の香りと
子供のころに聞いた
歌が強く僕を誘う

この想い
伝えよう
朝が来てしまうまで
いつまでも続く宴の中で
さあ歌れ
さあ踊れ
思い伝わるまで
千年も変わらない恋の色

この空と
この風と
稲穂の揺れる丘と
常しえに続く恵みの中で
さあ歌え
さあ踊れ
時代が変わっても
千年も変わらない人の想い

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

秋彩(あきいろ) ~ 千年の思い ~

秋彩の歌詞です。極力漢語を避けて和語に徹しました。

閲覧数:369

投稿日:2012/10/30 00:18:43

文字数:338文字

カテゴリ:歌詞

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