眩しく輝いたあの笑顔 胸をぎゅっと締め付けた
始まりの合図だ
風鈴の音さえ 耳をすり抜けていた
一瞬の出来事 前髪を揺らしてった

君の体温も 夏の誘惑も
全て甘酸っぱく舌に残った
盗み見た表情 赤くなった頬に
そっと触れたくて手を伸ばしてた

「なんでもないよ」 近くて遠いキョリ

階段を駆け下りて 君が手を振っていた
シュワシュワに高鳴った想い 弾け飛んだ青い空
自転車で駆け抜けた バイト帰りの夜も
背中越し汗ばむ夏の とろけそうな1ページ
レモンソーダ飲み干して

ふたり歩く 花火大会
浴衣姿が 綺麗だった
温いソーダ瓶と 溶けたかき氷ふたつ
一瞬だけ世界が 止まればいいなと思った

騒ぐ雑音も 君の手のひらも
ちょっとほろ苦い青春って聞いた
夜空が光って 照らした横顔
ずっと見てたくて唇噛んだ

「好きだ」の一言が 言えなかった

アスファルト蹴飛ばして 君の手を握りしめ
シュワシュワと溢れ出す想い 弾け飛んで冷めないで
がむしゃらに駆け抜けた 夏めく匂いがした
何もかもが輝き出す 未完成の1ページ
レモンソーダ溶けてった

喧騒が遠くなって 君の声が響いて消えた
流れる汗を拭って 夢ならば覚めないでと願った
脈打つ鼓動苦しくて痛い ビー玉では止められないの

花火が消える前に キスをした

夏を駆け抜けていく 君と手を繋いでる
シュワシュワに高鳴った想い 弾け飛んだ青い空
がむしゃらに息をして 君のこと抱きしめた
汗ばんだYシャツ越しの とろけそうな恋の味
甘酸っぱい君の味
レモンソーダに恋をした

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君とレモンソーダ

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投稿日:2020/09/08 12:56:44

文字数:664文字

カテゴリ:歌詞

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