手を振る 放課後 教室 安いギター
寂びれた夕暮れ ひとりきりの帰り道

戸惑い 焦燥 不安と過ぎる電車
俯く向日葵 はぐれた指 黒い髪

さよなら 言えない このまま どこかへ
今更 言えない もうすぐ夜が満ちる

君の隣夢を見てた
滲んだ声 気付かないままで
また季節は巡ってゆく
ほつれた約束枯れていく


落とした未来図 憂鬱 渇いた嘘
ごめんね ありがと 褪せた笑顔 白い肌

さよなら 消えない このまま どこまで
今でも 消えない それでも朝は昇る

君の影を探していた
もう会えないと知っているのに
また季節は巡ってゆく
あの日の記憶を置いてゆく

ああ 

今 遠ざかって薄れてく思い出が
どうして 鮮やかに咲いている


君の背中見れずにいた
震える声 気付かないふりで
胸の奥に残る傷が
ほつれた約束重ねてる

ただ、色づく景色を連れて
去りゆく雲 こぼした眼差し
また季節は巡ってゆく
あの日の二人を置いてゆく

ああ


さよなら さよなら
このまま どこまで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

season【曲:ますおさん】

思い出す詩です。

ますおさんの素敵な曲(http://piapro.jp/t/08fc)への応募となります。
AメロとBメロは淡々と、サビは心情が吐露される感じで楽曲に漂うきれいな寂しさが出せるように頑張りました。

追記:採用していただきました。ありがとうございます!
追記2:歌詞一部修正しました。

閲覧数:961

投稿日:2016/01/04 18:17:02

文字数:443文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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