僕の学校にはブランコがある
ロープで括り付けられてた
時々、玄関を通る時に
その前を横切っている

泣ける歌を泣いて素直に
泣きそうになる自分が好きじゃない
自分がダサいって思うのは
生きるための何かに向いてないから?

キイキイと鳴る君をこぐ僕
3限目の授業真っ只中
僕が力込めた分だけ
君は泳ぐ、空気の中を
もう無理かもって呟いてみる
夕焼けの公園にいるみたいに
気づけば時計は頂点へ
僕が底辺の12時30分

取り繕った理由は言い訳でさ
それすらできない僕好きじゃない
自分が嫌いになれないのは
まだ諦めきれていないからか?

人気のない正面玄関
太陽の光を持て余している
僕が力込めた分では
動かせないもの多すぎて
僕はダメだなって呟いた
街灯の夜道を歩くよに
気づけば時計は頂点へ
分針が影で隠される

僕に力がないなら 込める力がないなら
きっと何一つ動かせないんだ
前にも後ろにも 立ち行かない
大人にはなれないね
ブランコ ブランコ
泣いてないよ 泣いてない
ブランコ ブランコ
泣いてない 泣いてないよ

キイキイと鳴る君をこぐ僕
みんなに混ざれない僕
僕が力込めた分だけ
君は泳ぐ、空気の中を
もう無理かもって呟いてみる
夕焼けの公園にいるみたいに
気づけば時計は回ってる
世界が茜にくるまれる

世界が茜にくるまれたら
今日もお家に帰ろうね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

学校のブランコ

閲覧数:32

投稿日:2024/07/24 21:24:01

文字数:581文字

カテゴリ:歌詞

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