Last Of Song Thesis
1 Aメロ
去った 舞った 海姫
寄った 交った 海彦
邂逅 命籠 宵中
巡らす儘 荒ぶる波々
好い園 嫌苑 語った

蹴った 縁った 山姫
打った 立った 山彦
会遇 命蓋 正午刻
震わす地々 逆らす血々
好い河 嫌瀑 騙った

Bメロ
開闢進む終焉
万代巡る榮乱
乖離 密生 離合
曖昧擬似世界

サビ 
震わす戦慄
揺蕩う現実
鮮やかさが 遷ろう
転々と廻り
延々と流れ
始海巡らすは鮮命 

揺るがぬ平穏
舞立つ精魂
河と共に 崩れん
憤喜入り混じり
彩美漠々と
陰り始めたら
変遷に飲まれる

2Aメロ
酔った 痴った 姫彦
訊った 降った 宵事
神罰 遊宴 時戯り
境界と常態の
交錯 混沌世界

Bメロ
始期より畢る世末
一夜遂げる盛衰
明暗 滅生 輪廻
不調和擬似世界

サビ
静寂惑わす
繰り返す隆起
流転纏う胎動が
鑑の託宣
災事の宣告
死界送らんは失滅

迷彩狂わす
振り回す狂気
永世途切れ狂乱
風花の乱れと
鳥月煌めき
革命彩る
彩転に飲まれる

Cメロ
失われた三世を
失われぬ最期で
ただ区切りをつけてく物語
深秘の佳境
朽ちること問わず
神達の佳作
創造の世界

サビ
創作の神話
神々の宴
天上さえも怪道
道導創り
消失興さん
天化断続鎮まん

神話の模造化
堕落の伝説
天下続く棘道
標を苦しめ
衝動止むらん
語部繋げる
命題は歌唱へ

ラスサビ ラララ〜♪

エンディング
止み終わる大地
巡り廻る空
語られた神話
失われた歌を


ひらがな起こし

1 Aメロ
さた また うみひめ
よた かた うみひこ
かいこう めいろう よいあたり
めぐらすまま あらぶるはは
こいぞの けんえん かたた

けた よた やまひめ
うた たた やまひこ
かいぐう めいがい せいごこく
ふるわすじち さからすちぢ
こいかわ けんばく かたた

Bメロ
かいびゃくすすむしゅうえん
ばんよめぐるえいらん
かいり みせ りごう
あいまいぎじせかい

サビ 
ふるわすせんりつ
たゆたうげんじつ
あざやかさが うつろう
てんてんとまわり
えんえんとながれ
しかいめぐらすはせんめい 

ゆるがぬへいおん
まいたつせいこん
かわとともに くずれん
ふんきいりまじり
さえびばくばくと
かげりはじめたら
へんせんにのまれる

2Aメロ
よた した ひめひこ
とた ふた よいごと
しんばつ ゆうえん ときあざり
きょかいとじょたいの
こうさく こんとんせかい

Bメロ
しきよりおわるせいまつ
いちよとげるせいすい
めあん めせ りんね
ふちょうわぎじせかい

サビ
せいじゃくまどわす
くりかえすりゅうき
るてんまとうたいどうが
かがみのたくせん
さいじのせんこく
しかいおくらんはしつめつ

めいさいくるわす
ふりまわすきょうき
えいぜとぎれきょうらん
ふうかのみだれと
ちょうげつきらめき
かくめいいろどる
さいてんにのまれる

Cメロ
うしなわれたさんぜを
うしなわれぬさいごで
ただくぎりをつけてくものがたり
しんぴのかきょう
くちることとわず
かみらのかさく
そうぞうのせかい

サビ
そうさくのかんわ
かみがみのうたげ
てんじょうさえもかいどう
みちしらべつくり
しょうしつおこさん
てんげだんぞくしずまん

しんわのもぞうか
だらくのでんせつ
てんがつづくばらみち
しるべをくるしめ
しょうどうやむらん
かたるべつなげる
めいだいはかしょうへ

ラスサビ ラララ〜♪

エンディング
やみおわるだいち
めぐりまわるそら
かたられたしんわ
うしなわれたうたを

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

Malkaさんへの応募 Last Of Song Thesis

Malkaさんへの応募作品となります。

初見のラスボスBGM感はついぞ抜けませんでした。
そんなわけでタイトルをの頭文字は「LOST」にしています。イメージっぽい言葉

タイトルの直訳は「歌の命題の最後」です。それが「LOST(うしなわれた)」訳です。歌の中で何度も神様たちは創ったり壊したり、うまく行ったり怒られたり。神様達もダメダメですね。
最終目的はあったはずですが、想像と破壊の繰り返しで見失ったんでしょうか。

歌詞に意味はあるんですが、創作熟語がいくつか並んでる故にあまり通じないかもしれません。
重要なものは以下に書いておきます。
なんとなく、神話にありそうな創造と破壊、神秘的な雰囲気を感じていただければと思います。

ご一考いただければ幸いでございます。

以下、創作された言葉の意味。
命籠:命のゆりかご。海をかごに見立てて
宵中:真夜中のこと
好い園、嫌苑:好きor嫌いな庭や庭園のこと
命蓋:命を守る笠のこと。山をかさに見立てて
正午刻:真っ昼間のこと
好い河:好きな、川や水の流れ
嫌瀑:嫌いな、滝や水しぶき
万代:永遠の時。国家の「千代」に同じ
榮乱:栄えたり衰退したり。世の中の乱高下
密生:集まっている様子
始海:始まりの海。生命の始まりが海からという説から
鮮命:生まれたばかりの命
憤喜:怒りと喜び。喜怒哀楽すべての感情も表す
彩美:美しい風景
漠々:広い範囲。広々としている様子
痴った:酔って大胆な様子
訊った:質問した
宵事:夜の営み
遊宴:宴や騒ぎ。パーティ
時戯り:時間を忘れて遊ぶこと
境界:次元の境目
世末:終わりのこと
滅生:滅びて生まれ変わること
災事:災い。ここでは世界の崩壊
死界:死んだあとの世界
失滅:滅びること
永世:長く続いてる時代。「万代」は類義語
風花、鳥月:花鳥風月の意
彩転:風景の移り変わりのこと
怪道:おどろおどろしい道
天化:神達の世界の変化
棘道:進むことが難しい道

閲覧数:119

投稿日:2023/03/11 23:52:42

文字数:1,514文字

カテゴリ:歌詞

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