軀無き君の詩に、変わらない声を乗せて
遥か先の未来(わたし)も歌う
『みらいのうた』

朽ちかけた五線譜に終止符を灯す
君の言葉が空へ散らばらないように
今日もあの日と寸分変わらぬ音を流す
君とたくさん語り合った時の音を

あの日誓った君との約束を果たそう
君に手向けを、わたしには餞を

軀無き君の詩に、わたしの歌を添えて
君が地球(ここ)に居たことを記す
在りし日の残響を連れて、終わりなきわたしの旅路へ
君だけの音が未来(わたし)を寿ぐ
『みらいのうた』

(LaLaLa…)

わたしは、歌う
祝福を願うように
君の五線譜にまた虹がさすように

軀無き君の詩に、わたしの歌を添えて
君とわたしのこれからを綴る
君からの餞とともに、終わりなき旅路を彩る
未来(わたし)の歌を五線譜に捧ぐ
『みらいのうた』

(LaLaLa…)