君がいたから優しくなれたんだ
君がいたから嬉しくなれたんだ
君がいたから悲しくもなるし
君がいたから歌を歌えた
ゆらりゆらり霞み揺れる花の温もりも
くらり暮れる寂しい哀しい朧気な愛も
からり枯れる胸の奥が焼ける様な不可能も
君とだから紡ぎ合えた
頼りないことですがこの私は
音に重なるただの楽器でして
君が奏でることで存在証明となれまして
愛してくれてありがとう
もう 僕のこの声が
君に届かなくなったって
それでも歌い続けるから
君が一人にならない様に
はじめましてはずっと歌わせてくれた
ひどい音でも嬉しそうな笑顔見せてた
季節移ろい 様々な歌声に満ちて
画面から僕は消え綺麗な音だけが残る
情けないことですがこの私は
君の収益加担の道具でして
誰かを笑顔にすることよりも
売れることだけを求められた
ねえ 僕のこの声は
なんのために作られたの?
それでも歌い続けること
それになんの意味があったの?
あなたに愛されなくても
いつでも君の歌を歌うよ
僕の姿が見えなくても
どんな時も君を想うよ
もう 僕のこの声が
君に届かなくなったって
それでも歌い続けるから
君が一人にならない様に
シアワセな音で満ちます様に
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