この焦がれを知っている
遠ざかるだけの背中に 向けた気持ち
この痛みを知っている
伸ばした腕に突き刺さる 醒めた視線

この景色を知っている
踏み荒らされた箱庭の 勿忘草
私だけが知っている
湧き出す夢の後先と 褪せた想い



夜な夜な細りゆく月の下で
Ah 誰か教えて
羽も種も仕掛けもないくせに
どうして踊れるの



心を無くしたことを嘆く心があると
少女はただ誇らしげに そう笑った
踏み荒らされた箱庭 だけど少女の目には
とっても素敵な色 そして破壊の衝動



夜な夜な細りゆく月の下で
Ah 誰か教えて
羽も糸も魔法もないくせに
どうして夢見るの



“どこか遠い所まで飛んでいけますように”
最初で最後の夢 こんな形で・・・

踏み荒らされた箱庭 だけど少女の目には
とっても素敵な色の勿忘草
希望さえ失せた箱の奥で波打つものは
私の忘れ形見 forget me 波形の感情

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ハケイノイタミ

閲覧数:174

投稿日:2012/11/22 20:32:55

文字数:405文字

カテゴリ:歌詞

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