当て所ない報復の狂い舞う少食が
道に迷い出された便箋をも破るとしたら

胸の奥どこかで残留する澱みに
明確な名前が欲しい

訂正でボロボロにツギハギなミサイルは
守り浅い子猫の前歯さえも砕けないまま

時が来た暁臭い立つ斜陽は
少年の歯垢になるのだ

安売りのディベートの始まりはそういつも
「武器の無い戦争」だから始末が悪い
聞き飽きた愛の素の雑考と郷愁は
ルーズリーフの端で滲む

朦々の滅罪に聖域さえ霞むなら
空腹に耐えかねた波乱の中踊れ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ヴェヂタリアン大災

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投稿日:2013/05/23 00:47:45

文字数:222文字

カテゴリ:歌詞

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