[A]
いつからこんな心を抱えていたのか
探せど記憶は黒く溶け込んだままで

ペンすら握れないまま白を前に泣く
嫌った自分の声も押し殺していた


[B]
投げ出した描かれないキャンバス
揃えた機材も部屋の隅に置かれている


[S]
さよならの後で
どうせ僕のことなど誰も覚えてはいないから
さよならの跡で
残る何かの中をひとり迷ってみることにした


[A]
いつからこんな心を抱えていたのか
思えば記憶の中に刻まれたままで

色すら正反対で黒を前に吐く
「消えたい」あがいた声も隠すのをやめた


[B]
暗いまま描き殴ったキャンバス
その僕の声を好きだという誰かがいた


[C]
数も名前も 積み上げた自分も全部捨てた
変わったなんて言わないでくれ
これがありのままの僕だ


[S]
さよならの後で
どうせ僕のことなど誰も覚えてはいないから
さよならの痕で
残る本音の中をひとり歩いていくことにした


[LS]
さよならの後で
きっと僕のことなど誰も縛ってはいないから
さよならを抱いて
辛い苦しい傷も全部恥じずここで生きてやる

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

さよならの後で。

作曲者様が決まりました。ありがとうございます。

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投稿日:2021/02/28 00:12:31

文字数:471文字

カテゴリ:歌詞

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