「寂しいよ」「苦しいよ」なんて
言えるわけないの
だって私はそこまで不幸じゃないから
でもねだけどねこんな
心の隙間は
ずっと前から埋まらないままなの
確かに母は死にました
好きだった子も去りました
父も暴力的になり
逃げ道なんてありません
だけどだけれどそんなこと
不幸の内には入らない
住む家だって服だって
私はちゃんと持っている
この世に私、一人じゃないし
こうしてちゃんと生きているの
「寂しいよ」「苦しいよ」なんて
言えるわけないの
だって私はそこまで不幸じゃないから
でもねだけどねこんな
心の隙間は
ずっと前から深くなるだけなの
親友だって一人はいるし
音楽だって友達なんだ
どんなに辛いときだって
僕を励ましてくれるんだ
だからだからねこんなこと
不幸の内には入らない
食べ物だって夢だって
私はちゃんと持っている
頭にいつも音楽あるし
歌うと心が軽くなるの
「可哀想」って誰かが言った
僕に向かって誰かが言った
「僕は可哀想じゃないよ」
そしたらその子は言ったんだ
「こんなに心は痛んでいるのに
気付かないのが可哀想」
気づいてはいけなかった
いつから?どうしてなんで?
頬に流れる涙は肯定と同じ意味で
それでも口は逃げ道(コトバ)紡いで
「そんなの知らないよ」「しょうがない」
笑おうとして乾く声
だけどやっぱり耐えきれなくて
しゃがみこみんで吐き出した本音(コトバ)
「ありがとう。気付いてくれて」
「寂しいよ」「苦しいよ」なんて
言えるわけないの
だって私はそこまで不幸じゃないから
そんな幼稚な逃避(コトバ)
あなたがいたから
きっとこれから向き合って生きれる
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