(A)
僕が初めて買った観葉植物
花が 咲くまで君には秘密

水はやりすぎない方がいいらしいね
だけど 心配でしょうがないや


(B)
マニュアルも 読んだんだ
僕にだって 出来るだろう？

後はまぁ 愛情かなぁ？
今更だけど 愛情って？


(サビ)
君を喜ばせたい そう思って買ったのに
ほんとに喜ばせたいのは 自分だった

「君を喜ばせた」 って称号がほしくて…
ホントに愛してたのは自分？ 認めたくないや


(A)
僕が初めて買った観葉植物
咲く前に捨てたことは秘密


(B)
もし君が 拍子抜けしたら…
わずかな望みは いらないんだ


(サビ)
空き缶を捨てる君 ゴミ箱のアレに気づく
「きれいな胡蝶蘭 一緒に育てようね」

君はそれ以外 何も聞かずにほほえむ
こんな僕でも君を愛して いいのかなぁ


(C)
僕は君に水を 与えすぎていたみたい
愛が枯れる事を 恐れてちゃ始まらない
水なんかなくても 立派に咲き誇ろうか


(サビ)
テーブルには胡蝶蘭 その花びらをみる度に
左胸のあたりがちょっと 痛むけど

あのときの僕だって おんぶしていかなくちゃね
明日は二人で何をする？ 未来が待ってる