「あっちいな、ホント…」
何度目か 君がつぶやく
汗染みたTシャツと毛先に
もうウンザリだ

さっき手に入れた
大っきめのイチゴのかき氷
ひとすくい口にすれば
君も ほら笑顔になる


恐れ知らぬ僕ら
あの時は なんでもできる気がした
やらぬ後悔よりやる後悔
なんて言って 走り出せ

夏の日差しに当てられて
木漏れ日のトンネル抜け出して
目の前に広がる青と白に
蝉しぐれが遠のく


今日も快晴だってbaby
あの飛行機雲こっち呼んじゃって
これから向かいますのは
巨きく聳える積乱雲

視界良し 準備万端
明日の水平線へダッシュして
飛沫を上げ
旅をしよう



ハッとした瞬間
なんとなく 樹々がさわめき
雨降りもいいじゃんって笑える
そんな気持ちになれた


涙飾る頬も宝物
なんで思える気がした?
まるでドラマの主人公だい
なんて言って かっこつけて

夏の夜空に思い馳せ
虫の音と一緒に目を閉じて
カーテンが揺れるその隣で
物語へ飛び込む


明日の太陽きっとready
広がる草原に転がって
これから願いますのは
一面へと降る流星群

光の街を探検
見つけた扉 3つノックして
鈴が響き その先へ



「君は魔法を信じる?」
『そんなの、答えなんて決まってる。』
全部 青く遥かな風に
消えてった

知りたい 逃げたい
会いたい 避けたい
矛盾してる言葉を追いかけて
陽炎の向こうまで


さよならはまだだってbaby
上昇気流ふわりのっかって
これから目指します
僕らの秘密基地へ一直線

視界いっぱいの Sky blue
真下の海めがけダイブして
目を開けたら ページをめくる
季節は巡る

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夏空を見上げて

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投稿日:2019/08/12 14:46:14

文字数:705文字

カテゴリ:歌詞

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