言葉は上滑りして 信用を得ない
誰の心にさえ届きはしない
ヘリウムのような 私の声は
存在するかどうかさえ不明

「ならばどうして 声を枯らすの
どうせ届かないのなら止めなよ」
お利口な君はそう諭すけれど
その言葉こそがヘリウム

軽い言葉を使いこなせるのは 何も私1人とは限らない
私の耳に届きもしないなら 君のその言葉だって同じ

説明は丁寧が基本 口調は穏やかに
それでも尚誰にも聞こえない
ヘリウムのような 私の言葉
きっと存在証明は不可能

「分かっているのに 止めないからだよ
誰も耳を傾けてくれない理由(ワケ)は」
お利口な君の答えは正解
ただし○は上げられないけどね

言葉を軽くする原因はつまり 言葉を使う人間にある訳で
君が私の声を聞かない限りは 君のその言葉だって
同じと気付かない内はずっとずっと 君の言葉は○を貰えない
私の声を遮る事を止めないなら 君の声は届かない
例え私の言葉がヘリウムでも それでも私は構いやしないわ
言葉を声を振り絞るコトこそが 私にとって意味が有るから



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【ヘリウムのような】

軽い言葉だと自覚するかしないかの差。
耳に届かない言葉と、心に届かない声。

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投稿日:2010/10/10 22:06:05

文字数:456文字

カテゴリ:歌詞

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