
ねぇ、きっと、徒花のような「一瞬の恋」でしょう
列車の窓から見える景色は いつも通り過ぎてく
うつむいていた君の横顔は あの日の僕のようで
故郷のいちょうの葉も散ってしまった
まだ君の横顔しか知らないはずなのに
記憶が呼び覚ます
石蕗(ツワブキ)のように日影で君に恋した
アルバムの中で見つけた
そっけない君の表情が愛しくて
僕は移ろう季節を待ってる
木枯らしが吹いてるこの町は 何もなかったようで
うつむいていた君の横顔を 探している僕がいた
狂い咲いた時はもてはやすのに
すぐ忘れていくのでしょう
あの街で出会った あの香りが記憶の頼り
石蕗(ツワブキ)のように日影で君に恋した
カレンダーの隅の落書き
泣き出しそうだった君の横顔
忘れられずに季節を待ってる
ねぇ、きっと、徒花のような「一瞬の恋」でしょう
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