残灯の泡【初音ミクDark オリジナル】
曲/詩 :シュカ
零れた部屋の明かりには
まだ君の熱が残っていて
千切れた雲の先をまた
あてもなく探した
この伸ばした指が届いたのなら
終わる嘘だとしても
触れていたいよ
あの日の声も匂いも泡のように消えるけど
琥珀色した空の彼方に涙を溶かしてみれば
ほら、明ける世界が滲んで
痛みさえぼやけて
ココロの隙間を埋めるように抱いた
身体は誰を想うの
触れた唇に重なる記憶が消せない
見ないで
逸らす瞳、浮かぶ冷めた熱が溢れて止まらないの
募る想い何度も繰り返しても
泡のように消えるけど
赤が夜を塗り潰すように
ずっとずっと変わらず
また思い出すんだ
途切れた声も涙も痕になって残ってる
明けた空には星はもう見えないけど
瞼閉じればほら、いつかの景色が降りて
あの日の夜が待ってる
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