継いで接いで着飾った笑顔
また虎の威を借りて歩いた
振り向いては嘆く感傷
どうか視線だけ匿ってほしい

ふいに突き刺した長い黒髪の奥
覚えた距離も捨てて
恋に落ちてくきみの隣で

愛して愛してそうして焦がれたのに
瞼の裏に焼きついたのは
砂糖菓子みたいな優しい言葉さえ
この胸切り裂くための剱


指と指の隙間で覗く
不確定な意図を手繰り寄せてた

白い首元と甘いケロイドの毒
控えめに孕んでは
手にかける夢を見て眠った

咲いた花束を千切って枯れた恋は
気付かないうちに種を落とす
心臓も止めて押し殺した理解も
軋んだ涙も爆ぜてしまえ


一人さめざめと笑う静けさの中
滲んだ急降下で
恋に落ちてくきみの隣で

シアンに溺れて捧げたアクアフィリア
真夜中の微熱に溺れたい
磨いた爪先 睫毛に乗せた隙も
気付かないまま呼吸を止めた

愛して愛してそうして焦がれたのに
瞼の裏に焼きついたのは
砂糖菓子みたいな優しい言葉さえ
この胸切り裂くための剱

darling

シアンに溺れた疵だらけの口づけ
罅割れた音に耳を塞げ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

シアンの痕跡

理解したのは、あの瞳が欲しかったのだということ。
(ひらがなは前頁にあります。参考にしていただければ幸いです)

応募元:gumikunnさん(http://piapro.jp/t/QBRh

閲覧数:260

投稿日:2014/03/08 16:56:06

文字数:460文字

カテゴリ:歌詞

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