流れゆく雲が愛しい人を形どって
一人たたずむ私を涙させる
届かない場所にいる
あの人の背中
手を伸ばしても
また遠ざかって
何度となく叫んでは
打ちひしがれる
思いは増してく
あなたを知らずに長らえるより
あなたに出会って儚く散りたい
その手で花びらそっと千切って
手折られる悦びを最後に教えて
初めてあなたと出会った暑い夏の日
一人ぼっちの私の心が色づいた
からかったり意地悪したり
それすら嬉しくて
触れられなくても
幸せだったの
けど本当は私のこと
特別に思ってって
いつも願ってた
あなたと一緒に見てたかった
あなたと二人歩みたかった
その手に握られる小さな手が
私なら良かったと思わずにはいられない
あなたを知らずに長らえるより
あなたに出会って儚く散りたい
その手で花びらそっと千切って
手折られる悦びを最後に教えて
あなたと出会った知った
誰かを思う苦さと幸せ
ありがとうと言える時がくるまで
涙は許してまた笑えるように
あなたを知らずに長らえるより
あなたに出会って儚く散りたい
その手で花びらそっと千切って
手折られる悦びを最後に教えて
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