A]
四時の 空の模様
淡い 色の好きな
夢を あの子が今
筆を 溶いた 水の ようです

B]
藍白(あいじろ)と 白藍(しろあい)の あいだくらい
完璧な 紺碧(こんぺき)は 仰向かない
遠くには ざわついて からくれなゐ
イッコだけ 燃えていて さみしくない


A]
五時の 古い歌と
雲は 風とぐるで
町に あの子が今
刷毛で 流す 墨の ようです

B]
端っこを くちなしの だんだらだん
ちょうどよく 目にしみる 洗われない 
鳥ならば 雀でも たそがれない
どこまでも 前向いて わるびれない

B]
淡紅(あわべに)と 藤鼠(ふじねず)の あいだくらい
とき色は まぶしくて 会いたくない
月白(げっぱく)の 月の下 まだ暮れない
ポツネンと 歩いても しょぼくれない


A']
六時 あの子は今
僕を 照らす 月の ようです

あらら そらね でした …そうです

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

あわい空

さびしい人のうた
懲りずに夕方の空モチーフです

だんだらだん→「段だら」に響きで「だん」をつけただけ
そらね→空音、うそ

参考:和色大辞典(http://www.colordic.org/w/

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投稿日:2009/05/16 19:44:26

文字数:393文字

カテゴリ:歌詞

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