終末論と最果ての空


yai yai ii yaya yaya yayaya yayaya
yai yai ii yaya yaya yayayaya yah



(chorus)

吹き曝しの野辺に降り注ぐ羽は
狂気のラブソング
この世界が何を望むのかさえ
わからないまま

そうだ 握った拳の中
ずっと守り続けてたもの
「こんな筈じゃなかった」と
唇噛み締めながら

薄明けの空 雲間の光
僕達は残されて
立ち昇る煙の先に
何を見出せるだろう

吹く風が強くなる頃
祈りさえ消えて
この場所は忘れ去られる

誰も此処に来ない


悴んだ手でなぞるエピタフは
僕には読めなくて
なくした物語の断片を
繋ぎ合わせてる

この心の虚ろに
映る幻覚に酔い痴れ
閉ざす目蓋の向こう側
楽園を描いてた

覚醒と夢 巡らぬ朝に
僕達は囚われて
咲き誇る芥子が手招き
風は彼方へと至る

僕が見る数多の景色
幾億の光
空白に結ぶ虚像は

取り返せぬ過去だ

(chorus)

那由多の足音を聞いて
星の行く末を憂いて
葬送 どうかこの過ちを
君が繰り返さぬように…


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ふきさらしののべにふりそそぐはねは
きょうきのらぶそんぐ
このせかいがなにをのぞむのかさえ
わからないまま

そーだ にぎったこぶしのなか
ずーとまもりつづけてたもの
「こ(ん)なはずじゃなかった」と
くちびるかみしめながら

うすあけのそら くもまのひかり
ぼくたちはのこされて
たちのぼるけむりのさきに
なにをみだせるだろう

ふくかぜがつよくなるころ
いのりさえきえて
このばしょはわすれさられる

だれもここにこない


かじかんだてでなぞるえぴたふは
ぼくにはよめなくて
なくしたものがたりのだんぺんを
つなぎあわせてる

このこころのうつろに
うつるげんかくによいしれ
とざすまぶたのむこうがわ
らくえんをえがいてた

かくせいとゆめ めぐらぬあさに
ぼくたちはとらわれて
さきほこるけしがてまねき
かぜはかなたへといたる

ぼくがみるあまたのけしき
いくおくのひかり
くうはくにむすぶきょぞうは

とりかえせぬかこだ

(choras)

なゆたのあしおとをきいて
ほしのゆくすえをうれいて
そーそー どうかこのあやまちを
きみがくりかえさぬように...

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

■終末論と最果ての空

Integer Pさんの歌詞募集曲への応募作です。

http://piapro.jp/t/ygEK

@歌詞について

終焉に向かう世界とその世界を憂う僕。
幾百年先か幾千年先かそれとも…。
どうかそこに生きる君はこの過ちを繰り返さずに生きていけますように。

閲覧数:197

投稿日:2016/03/05 20:28:15

文字数:1,009文字

カテゴリ:歌詞

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