1
A
　誰にも　媚びることなく生きてる
　君の姿は　黒の牙城
　1人で　凛と歩いているその
　姿は　でもどこか寂しげ

B
　どんなに強い　滝のような雨にも流せない
　美しき黒羽（くろばね）
　その目には　どんなに強い想いが宿っているの？
　僕に聞かせてよ

S
　深い深いその　闇のような黒色を
　どの色なら　変えられるの？
　闇に隠された　小さな隙間に僕の色
　流しこんで　深く混ぜ合わせ
　その要塞を壊したい

2
A
　儚い　淡い色ではその闇
　切り裂くことは　出来ないだろう
　どうやら　君の心の鍵には
　鎖も　巻いてあるようだね
　
B
　僅かな涙　こらえてるようなその瞳には
　何を映してるの？
　何を今　願ってはまたそんな目をしてるの？
　僕に教えてよ

S
　今、固く固く　閉ざされたその心は
　どの色なら　開けられるの？
　どうしてそんなに　黒以外の色を拒んで
　耳を塞ぎ　目を閉じているの？
　他の色、見せてあげるよ

C
　淡い色なんかじゃ　隠せないような
　心の中にある　壁や傷跡さえ
　深く包み込んだ　君の中の闇
　抱きしめたとき　それが音を立て
　崩れていった

S´
　そんな暗い暗い　闇のような黒色も
　その涙と　流れていった
　闇を拭い去った　僕の色はどの色だった？
　君はここで　今解放され
　新しい色を創る…