「この白すぎる月の下で」 作詞:新島遥

この白すぎる月の下で 生きることを忘れたウサギ
今乱された愛は凍え 柘榴(ざくろ)みたい 飛び散る孤独

この白すぎる月の下で 駈けることを亡くしたウサギ
抱きしめられた日々は遠く アマリリスの 調べのように

星空を かき消す光が 人知れず 手招いていた

貫くこと許されたら 時空(とき)を超えてもう一度
君を信じ 生きてみたい 仄(ほの)白い空の彼方で


この白すぎる月の下で 跳ねることを忘れたウサギ
吸い込まれても闇は千切れ 蛍みたい 漂う意識

悠久の 時流(とき)の彼方は 絶望と 戦慄の瓦礫

滅びること許されたら 叶わぬ想い 打ち明けよう
君を愛し 消えてみたい  仄(ほの)暗い記憶の隅へ


永遠に帰ることのない 君と二人の幸せ
月の色 奏でるワルツが 誘(いざな)いに揺らめいた


振り向くこと許されずに 仄(ほの)かな闇が君を奪う
伸ばした手は 震えたまま ただ この白い月へと

貫くこと許されたら 時空(とき)を超えてもう一度
君を信じ 生きてみたい 仄(ほの)白い空の彼方で

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

この白すぎる月の下で

「この白すぎる月の下で」歌詞です

閲覧数:74

投稿日:2013/12/21 18:40:17

文字数:476文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました