
微睡みの灯は今
最後の熱を抱いて落ちる
救いといつか
帰りゆく日を夢見て
空は微熱を醒まし
君との距離を微かに笑った
積もった白に登った少年は今も
届け 届けと歌う
僕らはゆく 祈るように
降りゆく季節の光度と
僕らはゆく 探すように
融け出す夜空の景色を
約束の碑が今
最後の熱を焦がして暮れる
痛みがいつか
薄れゆく日を夢見て
いつも記憶の中に
残った声を頼りに笑った
積もった白に登った少年と今も
届け 届けと歌う
僕らはゆく 祈るように
忘れる季節の光度と
僕らはゆく 探すように
零れる夜空の景色を
僕らはゆく 歌うように
届かぬ言葉の痛みと
僕らはゆく 願うように
届けと紡いだ歴史と
00:00 / 05:03
ご意見・ご感想