冷たい空気が肺を満たして軋みをあげて
しがみついたトイレの中に
吐きだしたのはいったいなんだったっけ
数瞬前のことさえぼやけた頭じゃでてこない

あの時薄汚れた指に噛みついた君が
そのまま噛みちぎってくれることを少し期待してた
それぐらいしか覚えてないわ

愛してるなんて言われるよりも
大嫌いって言ってくれた方が信じやすいし簡単でしょ?
蔑んだ目で見降ろして一生恨んで

あたしはきっと泣くけどさ


本当は最初っから全部わかってたの
使い古された言い回しを
歪んだほほ笑みで吐き捨てるから
あたしはただ抱きしめて冷たい頬にキスするだけ

苦しむ君の隣でそっと声をかけながら
冷めたあたしが心の中で歌った薄っぺらな歌は
友愛じゃなかった気がする


バカみたいな話
苦しさばかりが溢れて
それ以上に悲しみが零れる
理不尽なのは誰だったのかな
こんな風になりたいわけじゃなかったのに


大好きなんて微笑むよりも
触らないでと拒絶し叫ぶ方が安全で簡単なの
傷ついてメチャクチャに罵倒して離れてよ

何もない夜に何もかもを失くしたの
望んだ結末は予想通り涙が溢れるばかりで
開いた片手が酷く冷たい



こんな風に愛したいわけじゃなかったのに




ライセンス

  • 非営利目的に限ります

XXX

にゃぽんでだしていたのもの使いまわし
本当は信じたいはずなのに
打算と嘘だらけで生きてきたから信じられなくて
本当は愛したいはずなのに
愛されている自信が持てないから進めない

閲覧数:136

投稿日:2009/11/23 17:34:48

文字数:525文字

カテゴリ:歌詞

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