最後の最後に花を咲かせましょう
美しいままで 花びらを並べ
それだけでこの人生も
4と9が連なる車のナンバー
高架下の雨音が讃美歌に聞こえる
自分自身じゃ気づけない焦燥感が呼びかける
お前の負けだよと
歪んだ顔をしてガラスに映る弱った僕が
手を伸ばして1つだけ願ったこと
最後の最後に花を咲かせましょう
綺麗な花びらと笑顔でサヨウナラ
不条理に溺れるこの日々が
無駄じゃないのだと証明をしてよ
花びら
39℃で籠る耳にも聴こえる雨
静けさに満ちたこの部屋がとても愛しい
コンビニの帰り親子の猫が濡れていた
何かを掴まれた気がした
イヤホンから流れ出す何度も聞いていた曲が
こちらに何かを問いかけてくる
冷たい迷子に祝福のファンファーレ
雨空の下で僕にだけ聞こえる
残酷な日々は続くけれど
受け入れていけるかな
育てられるかな
「どうして僕だけ」
憂いたこれまでの日々が
無駄なんかではなかったと
終わりに言えたらな
最後の最後に花を咲かせましょう
そう願う日々が これからも続く
そしてこれまでの僕の全てを
飾ってやれたら
降り注ぐあの花びらで
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花よ降れ(off vocal)
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