A1-1
道なき未来　進んでゆく
転んだ傷を引きずって
ここで止まれば　楽になれる？
つぼみは咲けなくなる

A1-2
ひとつふたつと手にしたのは
淡雪のような羽根で
翼にはまだならないけど
そっと繋ぎ合わせて

S1
カラカラと回りだす　一輪の風車
吹かれて　戸惑うけど
憧れた花のように　大地に根を張り
太陽を見上げて　歌いだすよ

空回るその時は　暖かなその声が
いつでも　追い風だよ
そしていつの日にかきっと　
飛び立ってゆくんだ
静かに待ってる光たちが　ある


A2
季節は巡り　日々は過ぎて
世界さえ波打つけど
この羽根はまだ　求めている
この軸は折れないよ

S2
カラカラと回ってる　がむしゃらな風車
一途に　切り拓くよ
突然に羽根へと触れた　チャンスのきらめき
私の力で舞い上がって

絡みつく悲しみを　心から癒すのは
笑顔と信じたいよ
だからどんな嵐にさえ　もう一度きっと
陽だまり目がけて立ち向かうよ　さあ


S3
カラカラと回りだす　一輪の風車
果てない　夢という翼はここにあるよ

S4
カラカラと回ってる　がむしゃらな風車
一途に　切り拓くよ
出逢ってきた色や言葉　この羽根にこめて
届けに行きたい気持ちなんだ

空回るその時は　暖かなその声が
いつでも　追い風だよ
そしていつの日にかきっと　
飛び立ってゆくんだ
静かに待ってる光たちが　ある


【譜割り参考・()は一音分】

A1-1
みちなきみらい　すすんでゆく
ころんだきずをひきずって

ここでとまれば　らくになれる？
つぼみはさけなくなる

A1-2
ひとつふたつとてにしたのは
あわゆきのようなはねで
つばさにはまだならないけど
そっとつなぎあわせ

S1
カラカラとまわりだす　
いちりんのかざぐるま
ふかれて　とまどうけど
あこがれたはなのように　
だいちにねをはり
たいようをみあげて　うたいだすよ

からまわるそのときは　
あたたかなそのこえが
いつでも　おいかぜだよ
そしていつのひにかきっと　
とび(たっ)てゆくんだ
しずかにまってるひかりたちが　ある


A2
きせつはめぐり　ひびはすぎて
せかいさえ　なみうつけど
このはねはまだ　もとめている
このじくはおれないよ

S2
カラカラとまわってる　
がむ(しゃ)らなかざぐるま
いちずに　きりひらくよ
とつぜんにはねへとふれた　
(チャ)ンスのきらめき
わたしのちからでまいあがって

からみつくかなしみを
こころからいやすのは
えがおとしんじたいよ
だからどんなあらしにさえ　
もういちどきっと
ひだまりめがけてたちむかうよ　さあ


S3
カラカラとまわりだす　
いちりんのかざぐるま
はてない　
ゆめというつばさはここにあるよ

S4
カラカラとまわってる　
がむ(しゃ)らなかざぐるま
いちずに　きりひらくよ
であってきたいろやことば　
このはねにこめて
とどけにいきたいきもちなんだ

からまわるそのときは　
あたたかなそのこえが
いつでも　おいかぜだよ
そしていつのひにかきっと　
とび(たっ)てゆくんだ
しずかにまってるひかりたちが　ある