雪が降っていた
でもそれは見間違えで
本当は桜だったんだ

もう春なのかと気づく
こんな日は君のことを思い出しすこしだけ感傷的になる

ひとりで立ちすくんだあの坂道を

二人でのぼり始めたとき初めて人を好きになった
君を思えばなんだってできた
君だけを好きでいたんだよ 君のことだけを好きでいた
春一番で目がにじんで遠くなる

冬が終わって春が来て
やがては夏が来て季節過ぎるのに

僕の中にある時計
時を刻むことをやめた
いったい僕はここでなにをしているんだ

溶けてなくなる雪のように桜散った

君だけを好きでいたんだよ 君のことだけを好きでいた
君を思えばなんだってできた
君だけを好きでいたんだよ 君のことだけを好きでいた
春一番が吹き始めた

君だけを好きでいるんだよ 君のことだけを好きでいる
君を思えばなんだってできるよ
君といた陽だまりのなかを あの日の坂道の続きを
今度は一人でものぼってみせるよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

雪解け桜

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投稿日:2012/04/06 18:52:51

文字数:407文字

カテゴリ:歌詞

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