雪のように白い肌
黒檀のように黒い髪
血のように紅い唇
そして 闇のように深い心

有り余る美貌は
王妃を上回り
国王を誘惑した

「鏡よ鏡 この世で一番美しいのはだぁれ」
それが王妃の合言葉
「それは貴女です」
そして王妃は男に抱かれ
ただ快楽に堕ちてゆく

だけど姫は知っていた
男の目的 それは私

十歳で男を知り
盗られた王妃は絶望し
実の娘を殺そうとした

だけど姫は知っていた
自分の美貌の使い方
そして姫は狩人さえも誘惑し
森の奥で逃げてゆく

雪のように白い肌
黒檀のように黒い髪
血のように紅い唇
そして 闇のように深い心

暗殺に失敗した王妃は
ただただ狂ってゆく
そして最後は毒林檎

だけど姫は知っていた
毒林檎の色は鮮やかな紅
林檎売りから林檎を買い
林檎を食べる振りして死んだ振り

王妃は満足し逃げていく
しかし姫は許さない
隣国の王子を誘惑し
国を滅ぼそうとする

全ての原因は王妃に有り
全ての結果を姫が出す
姫が唯一持つ

雪のように白い肌
黒檀のように黒い髪
血のように紅い唇
そして 闇のように深い心に架けて

紅い罪の果実と共に


ライセンス

  • 非営利目的に限ります

白雪姫

童話の「白雪姫」を自分風に変えて歌詞にしてみた。
でも、実際、自分の母親(継母?)に殺されるのには気づかないのは可笑しいと思う。
駄歌詞ですが、使いたい人はどうぞ。

閲覧数:73

投稿日:2008/05/25 15:38:21

文字数:488文字

カテゴリ:その他

クリップボードにコピーしました