【サビのメロディ】
またひとつまたふたつきれいな
言葉を君へ飾ろう
もう二度と残酷な世界で
涙に溺れた君が
目覚めてしまわぬよう
わたしはひとりで祈るの
【Aメロ】
刻んだ痛みはいつも君の世界を保つ
わたしはそれをそばで予感を抱いて見てた
ずっと知っていた
ずっと気づいてた
君にはわたししかいない
【サビ】
一歩ずつ一歩ずつ逃げ出す
わたしを許さないで
悲しみの残骸に抱かれて
それでも止まれないから
光などなくても
わたしはひとりで笑うの
【Aメロ】
容易くつながる糸が解けないのと泣いたわたしを
君はいつも痛い程信じてた
泣きだしそうに
消え入りそうに
重なる夜を晒して
【サビ】
ひとりずつひとりずつ離れて
取り残されたふたり
やがて沈んでゆく船の中
泳げない君に背を向け
心だけを残し
わたしはひとりで昇るの
【Bメロ】
さよならの言葉ももう君に届かない
密やかな想いは笹の葉に預けて
【サビ】
またひとつまたふたつきれいな
言葉はただ虚しく
救えない未来に揺らぐより
欠片を散らして落ちた
記憶に生かされて
わたしはふたりで歩くの
ふたりの記憶
またまた暗いです。
世界に自分たちふたりだけしかいないんじゃないか、そんなこと思うくらい一緒にいた親友。
でも、その熱量にズレが出始めてバランスが崩れると、あとは倒れていく一方です。
崩れてしまったバランスを戻すことができずに、その時自分に浮かぶ最善で、最低の判断をしました。
もう何年も前のことだけど、いまだにそのことに強く囚われてしまっています。
身体を失くした彼女と、ずっと一緒に歩いている感覚。
ふわっとしてるけど、そんなことを考えながら作りました。
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