到頭 忘れ去って赤く錆び付いた
意匠したためた あの日の桃缶は
一人には重くて 甘ささえも鈍色
鉄臭いばかり

品行方正 衒う所も
人間らしくて 甚だトリレンマ
再現性 あの手この手尽くして矯める振りした
疚しさ 褪せない

愛しさに託けて
身を滅ぼしてしまいそうだ
先天的な過ちが 仇になる

些細に 距離が違うだけで
こんなに透明になるなら
プラスチックに変わり果ててく
君をもっと好きになる
風にむせぶ柔肌と
瘡蓋の必要な
存在意義 確かめてたって
身体は怯えてた

瞳閉じる世界は他人事に
対して律儀なのは 貴方らしいけど
惰性の日常 変わりないと信じてたいんだ!

カラカラの喉に 絡みつく吐息
貴方が固執する以上 付き合うつもりと何度も
書き起こしたでしょ

ザラザラの意地に 痺れを切らした
貴方そう 人を思うのなら 貴賤はないのでしょう?
そうやって何度も押し通したでしょ

些細に 距離が違うだけで
こんなにも満たされるなら
元々ただの反射なんだろう
悟っちまえばそれまでよ
取り越し苦労 極めたところで
そんなもんじゃ変わらないから
あまりに短い今は淘汰
有り余る思いは欺いて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

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閲覧数:207

投稿日:2021/10/14 17:35:19

文字数:498文字

カテゴリ:歌詞

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