
【 逃 が し て 】
孤独の黒に 怖れを抱いても
逃げ場など 何処にも無くて
指の隙間 想いは零れてく
滔々と ただ徒に
ねぇこんなにも 証が欲しいのに
その呼吸も 熱の揺らぎも
どうして愛は 重なり合わない
時は直ぐ 花を散らせる
爪を咬む癖がついた
嫉妬の数だけ 傷が増え
心の悲鳴に 耳を塞ぐ
此 処 か ら 逃 が し て
昨日と違う わたしが居て
全てを 奪い去りたいと
願った時 愛は初めて
欲望に変わるの
あなたへの 慕情
ふしだらな 切情
此の世界から 逃がして
愛と狂気の狭間は
誰にも 決められないけど
我儘なのには 変わりない
わ た し を 許 し て
あなたを私の檻の中
鍵を掛けて繋げたら……
小指の先だけでもいいから
あなたの方から 触れて欲しい
馬鹿な夢だと 笑われても
それが真実なの
こみ上げる 熱情
止まらない 劣情
此の世界から
逃 が し て
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逃 が し て
たぬき堂コラボの作品です。
piemix自身、初のコラボ作品です。ナツメ神楽さんに素敵な歌詞を書いていただいて、その世界観を音でどう表現しようかなぁといろいろ試行錯誤の結果こうなりましたー。
「どうして愛は 重なり合わない」、この言葉を楽曲面でのテーマにしています。すれ違いの愛というか、不安定さを表現するのにどうしよーって感じでメロディや編成に悩みましたー。すこしでもそれが伝わればうれしいですー。
神楽さんには素敵な詞以外にもいろいろとアドバイスをいただきました。多謝!
またコラボしましょうねー☆
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作詞:ナツメ神楽
作曲、編曲:piemix
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