硝子の森の奥深くにある
綺麗な綺麗な玻璃の城を
治めるのは硝子の少年王
そこに暮らすのは彼ひとり

『さあ おいでよ』 と招く声がする
美しい声に惹き込まれて
踏み入れた先は鏡の迷宮
映り込むのは幻だけ

くすくすと笑う声

地を這う雲流れて
天に落ちる 雨の雫
何もかもが逆さま
永遠(とわ)に彷徨う旅人


『ここから 出して』 と乞い願うなら
優しく微笑む少年王が
貴方の頬を包んで言うでしょう
『僕の友達になるのなら』

廻る世界 閉じてゆく

空を行き交う熱帯魚
海を泳ぐ小鳥達
すべては王の友達
彷徨う旅の終着点

硝子の森の奥に
玻璃の城がありました
治めるのは少年王
暮らすのは彼ひとり……

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

硝子の少年王(歌詞応募)

由稀南さんが歌詞募集されていましたので、図々しくも歌詞を書いてみました☆

思わず別世界に引き込まれてしまう素敵曲はこちら!
http://piapro.jp/content/brg07rf62dp2b9qy


メロディ的にとても歌詞がつけやすいので、いくつか書かせていただこうと思ってるのですが……
とりあえず、ぱっと浮かんだイメージが『鏡の迷宮』だったので、こんなカンジになりました☆

……狂気というより、なんだかホラー物語になりましたね。おや?(^ ^;)


鏡とか硝子とか浮かんだのは、仮で入れてるメロディーがオルゴールだからだと思います。
なのでこの歌詞をあてるなら、オルゴール音はそのままにした方が良いかなーとか。
歌なしでも、どこかのゲームのBGMに使われてそうな素敵曲なので……!

レン大好き(中毒経験アリ)なので、レンイメージで。ぱっと『少年王』とつきました。
……壊れた笑みで玉座に座ってるイラストまで浮かんじゃったぞ、やばい自分の頭……!

硝子の少年王は気まぐれに呼び込んだ旅人を雲やら魚やらに変えちゃってる悪じゃなくて、
ずっと独りきりで淋しいからなのかもしれない……とか考えてたり。
でも、変化させてしまったら、結局はまた独りになってしまう。
そしてまた誰かを呼び込んで……みたいな。

そんな自分の趣味に走った第一弾です☆ 第二弾のコンセプトは何にしよう……。

閲覧数:277

投稿日:2008/07/15 22:18:15

文字数:303文字

カテゴリ:歌詞

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