その日はとてもとても
お腹が空いていたので
素敵な偶然目指して
川へ歩いていきました。
その日はとてもとても
綺麗な空が眩しくて
見上げてみなくてもわかるくらい
憂鬱な快晴なんでした。
足元走る紅い鈴の音
導かれるよう目を上げた
そこに待っていたものは
想像力の
限界地
把握する間も惜しいくらいに
私はついに
恋
に
落
ち
た
。
透き通るようなメゾ・ソプラノ
漆黒に似た艶やかな髪
守られている両の眼は
しっかりと私を射抜いていた。
(交わす言葉が見付からなくて
時間はまだ止まらなくて)
ああ、鮮やかな記憶の束 振り解いて
私の中から生まれる言葉に 支配されて……
だけど、どうしてなの。
快晴の空が零していく 赤色に染まった花びら
(なにも無いなんて気付いても
それは既に過去のもの!)
私の頬に触れる優しい手は
最後になんて私に言ったの?
そこに何か残せるのなら
二人の名前を刻み込みたいわ。
目を瞑ることも出来なくて
私は素敵な偶然にキスを、
【UTAUオリジナル】アネモネの咲く園【波音リツ】
こちら(http://www.nicovideo.jp/watch/sm21261415)の歌詞です。
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