『Bravery』
騒がしいんだと挑みたがりの少年が
屋上の隅で耳塞ぐ
一縷の望み 数えることが面倒で
当たり散らしながら有耶無耶に
“これで満足なんだ”
言い聞かす足は気付けば動き出していた
天才気取るパフォーマー 口先ばかりで
不安に押し潰されそうになって
何処かで壊れた音がとても鮮明に
君の背を押した
塗り変わっていくこの世界が
興味ないと法螺を吹いた少年は
机の下へと逃げ込んだ
アレもコレもと欲張る景色 通り過ぎ
がめつき抱え込み強がってた
“それで満足なのか”
問いただす足は気付けば迷い出していた
凡人ぶったスタイルで隠していたものが
どうにもならないと我慢し切れず
何かが壊れた音がスッと馴染む様に
今 染まり出した
君の歴史が此処から静かに始まる
息づく自分は確かに在るんだと
満足なんてしてないさ 全てを切り裂き
さぁ抜け出そうか
駆け出してく君の弱さ
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