アネモネ


凛と吹く風みたいに
縛られず 儘 生きてきたの

悔いる言葉だけが
上っ面を撫でる心は
風に舞い上がって
大気圏をすっと突破する

アネモネの花言葉に
君が少しダブって見えた
ボクの中 廻って落ちた
思い出はいつまでも綺麗


君がいなくなっても
ボクはまだこの場所に暮らす
それに何か意味が
あることを今も望んでる

アネモネは風の中で
ユラユラと不安そうに揺れる
ゴメンねも届かないや
こんなはずじゃなかったのにな


アネモネの物語は
理不尽な愛ゆえの犠牲
切なくて でも泣けない
ボクもそう 君を傷付けた


アネモネの花言葉に
君が少しダブって見えた
ボクの中 廻って落ちた
思い出はいつまでも綺麗

風がゆく青い丘で
アネモネはまた春を待つの
種を蒔き 空を渡り
希望をそっと明日に託して

君も ボクも


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りんとふくかぜみたいに
しばられず まま いきてきたの

くいることばだけが
うわっつらをなでるこころは
かぜにまいあがって
たいきけんをす(っ)ととっぱする

あねもねのはなことばに
きみがすこしだぶってみえた
ぼくのなか まわ(っ)ておちた
おもいではいつまでもきれい


きみがいなくな(っ)ても
ぼくはまだこのばしょにくらす
それになにかいみが
あることをいまものぞんでる

あねもねはかぜのなかで
ゆらゆらとふ(あん)そうにゆれる
ごめんねもとどかないや
こんなはずじゃなかったのにな


あねもねのものがたりは
りふじんなあいゆえのぎせい
せつなくて でもなけない
ぼくもそう きみをきずつけた


あねもねのはなことばに
きみがすこしだぶってみえた
ぼくのなか まわ(っ)ておちた
おもいではいつまでもきれい

かぜがゆくあおいおかで
あねもねはまたはるをまつの
たねをまき そらをわたり
きぼうをそ(っ)とあすにたくして

きみも ぼくも

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

■アネモネ

raiderさんの歌詞募集 タイトル未定  8/9〆切への応募作です。

http://piapro.jp/t/C4ZI

@歌詞について
アネモネの語源は風。
この花には、女神に愛された少年アドニスが他の神からの嫉妬ゆえに殺され、流れ落ちた血から生まれたという神話があるそうです。
その話に由来する花言葉が「嫉妬のための無実の犠牲」。
そこから膨らませて歌詞にしてみました。

小さい「(っ)」を音に乗せていないのと、2サビの「ふ(あん)」で二文字乗せているところ以外は恐らく字数合っているかなと思います。
耳で拾っているので合っていないところがあったらすみません(^^;)

閲覧数:225

投稿日:2015/07/17 08:08:04

文字数:828文字

カテゴリ:歌詞

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