（A1）
色は舞い踊り　霞めてゆく　
吹雪花　芳しく　遊び散れ　　
小夜に乱れ咲く　薄紅の艶　惑えよと微笑み
勾引されてく　今宵の月　見下ろせ　千年煌夜　

（B1）
泡沫はただ　繰り返して
夢も潰えぬまま
「傍でずっと」「共にずっと」
契り結ぶ叢話

兵どもの　想い人は
今も嫋やかにて
愛をそっと　抱いて凛と
春を迎えている

（S1）
咲け　絢爛豪華
舞い散るほどに
この世　全て染め上げて

いざ　永年謳歌
池月さえも
色濃く浮かんで
覚めず終わらずの　千年煌夜


（A2）
乗るは宝船　銀の波
踊り出す早乙女の儚きよ
藍に映え渡る　極色の彩　溺れよと魅せ
惹かれ泳げずに　春に堕ちる　見上げた　千年幻夜

（B2）
悠久はまだ　壊されずに
然と続いていて
「天も地も」　「愛も憎も」
知らぬ存ぜぬふり

闘う者の　愛し人は
涙も見せられずに
１人そっと　隅でしんと
項（うなじ）を晒してる

（S2）
往け　海内無双
刹那を掴め
今際も美しく飾れ

あな　一世栄華
望月の様に
欠けたる運命も
夢か現か　千年幻夜

（大S）
狂い咲いて　絢爛豪華
舞い散るほどに
この世　全て染め上げて

いざ　永年謳歌
池月さえも
色濃く浮かんで
覚めず終わらずの　千年煌夜

【仮名歌詞】
（A1）
いろはまいおどり　かすめてゆく
ふぶきばな　かぐわしく　あそびちれ
さよにみだれざく　うすべにのえん　まどえよとえみ
かどわかされてく　こよいのつき　みおろせ　せんねんこうや

（B1）
うたかたはただ　くりかえして
ゆめもついえぬまま
「そばでずっと」　「ともにずっと」
ちぎりむずぶそうわ

つわものどもの　おもいびとは
いまもたおやかにて
あいをそっと　だいてりんと
はるをむかえている

（S1）
さけ　けんらんごうか
まいちるほどに
このよ　すべてそめあげて

いざ　えいねんおうか
いけづきさえも
いろこくうかんで
さめずおわらずの　せんねんこうや

（A2）
のるはたからぶね　ぎんのなみ
おどりだすさおとめの　はかなきよ
あいにさえわたる　ごくしきのさい　おぼれよとみせ
ひかれおよげずに　はるにおちる　みあげた　せんねんげんや

（B2）
ゆうきゅうはまだ　こわされずに
ぜんとつづいていて
「てんもちも」　「あいもぞうも」
しらぬぞんぜぬふり

たたかうものの　いとしひとは
るいもみせられずに
ひとりそっと　すみでしんと
うなじをさらしてる

（S2）
ゆけ　かいだいむそう
せつなをつかめ
いまわもうつくしくかざれ

あな　いっせいえいが
もちづきのように
かけたるさだめも
ゆめかうつつか　せんねんげんや

（大S）
くるいざいて　けんらんごうか
まいちるほどに
このよ　すべてそめあげて

いざ　えいねんおうか
いけづきさえも
いろこくうかんで
さめずおわらずの　せんねんこうや