僕と出会った日の事を 覚えていますか?
彼方と一つになれた日の事を
初めて 鼻先に触れた 彼方の指先は
とても冷たくて 脅えていたね

覚えていますか?
初めて歩いた日の事を
戸惑って動けない彼方に
僕まで戸惑って 動けなくなってた日の事を

覚えて居ますか?
やっと 共同生活を始めた日の事
やっと 彼方のパートナーになれた日の事
一緒に歩き続けた 日々の事

優しく僕に触れてくれた 彼方の手の温もり
優しく抱きしめてくれた 彼方の匂い
優しく僕を呼ぶ 彼方の声

すべてすべてが 僕の宝物


けれども
けれども 僕の寿命(時間)は
彼方とは流れが違うから 別れの日が来た
僕を教官の許へ送り返す時
強く 強く 僕を抱きしめてくれたね
忘れないよ 彼方の事
僕はお利口だから 彼方と過ごした日々
すべて 覚えてる

僕と歩いた 桜並木 彼方も覚えていますか?
今年も桜の香りが 漂い始めました
静かに静かに 僕は彼方を思いながら
庭の桜を 見つめています
流れ行く時の中 そろそろ…

僕の終わりが来ます


彼方は僕を覚えていますか?
新しいパートナーと仲良くしていますか?
家族の皆は元気ですか?
僕は静かに眠ります

遠い遠い空の上

星に

雲に

風に

雨に

大地に

青い青い 此の空を

僕は駆け抜けています

何時までも何時までも

彼方を皆を見守っています

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

僕は彼方の足になる眼になる身体になる

イメージは盲導犬や介護犬など、障害者のために働く犬達をイメージしました。
うちの子に喋らせようとしましたがっ…いかんせんまだ使い慣れていないため、断念。
もう少し色々してから、喋らせようと思います。

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投稿日:2008/08/16 20:58:59

文字数:592文字

カテゴリ:歌詞

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